動くなら覚悟を決めて

先週末のNY市場は小幅上昇。
ダウは35ドル高の17576ドル、 ナスダックは2ポイント高の4850ポイント。
S&Pもあ5ポイント上げて2047で取引を終了した。

原油価格の上昇で欧州株が全面高となり、 米国株も買いが先行した。
また昨日の急激なドル安が一服したことで、 投資家のリスク回避姿勢が緩和されたことも 相場を押し上げる要因となった。

その後アパレル企業に売りが広がったことで上げ幅を縮小し、 前日終値を挟んで揉み合う展開となった。 上海市場は23ポイント安の2047ポイントだった。

直近の為替レートは、ドル円で108円の飛び台、 ユーロ円で123円20銭台とやや円高で推移している。

予測通りとはいえ

昨日のNY市場は反落。
ダウは174ドル安の17541ドル、 ナスダックは72ポイント安の4848ポイント。
S&Pも24ポイント下げて2041で取引を終了した。

ECBが3月10日に行われた定例理事会の議事要旨を公開。
理事会メンバーの一部が、マイナス金利拡大による 銀行セクターへの悪影響を懸念していたことが判明したことで、 欧州市場のみならず米市場でも銀行株が売られ、世界経済の減速懸念が強まった。

また原油在庫の過剰感から米原先物相場が3日ぶりに反落し、 エネルギー企業の経営悪化懸念などから 株式市場をリスクオフに傾かせたようだ。

上海市場は42ポイント安の3008ポイントだった。 直近の為替レートは、ドル円で108円10銭台 ユーロ円で123円の飛び台と大きく円高で推移している。

予想を超えた災害のときの対応

先週末のNY市場は小幅下落。
ダウは28ドル安の17897ドル、 ナスダックは7ポイント安の4938ポイント。
S&Pも2ポイント下げて2080で取引を終了した。

週末に開催される主要産油国の会合を控えて原油相場が下落し、 欧州株が全面安となった流れを受けて、 米国株にも売りが広がった。
また3月鉱工業生産や4月ミシガン大学消費者景況感指数が軟調となり、 下げ幅を拡大した。 上海市場は3ポイント安の3078ポイントだった。
直近の為替レートは、ドル円で108円10銭台 ユーロ円で122円30銭台といずれも円高で推移している。

 

震災を受けての週末

昨日のNY市場はまちまち。ダウは18ドル高の17926ドル、ナスダックは1ポイント安の4945ポイント。
S&Pは0.3ポイント上げて2082で取引を終了した。

金融大手が相次ぎ減益決算となる中で、週間新規失業保険申請件数が予想より減少するなど、朝方からもみ合う展開となった。

3月消費者物価指数が予想に届かず、利上げへの警戒感が縮小したことで上昇したが、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。

直近の為替レートは、ドル円で109円30銭台ユーロ円で123円10銭台で推移している。

銀行株によって視界が開けた

昨日のNY市場は大幅上昇。
ダウは187ドル高の17908ドル、 ナスダックは75ポイント高の4947ポイント。
S&Pも20ポイント上げて2082で取引を終了した。

日欧株高の流れを引き継ぎ、買い優勢で開始され 3月の米小売売上高と卸売物価指数はいずれも前月比マイナスとなって 市場予想を下回ったが、市場の反応は限定的。

3月の中国輸出が9カ月ぶりにプラスに転じ、 同国の景気減速に対する警戒感が和らいだことなども プラス材料となって上げ幅を拡大した。
上海市場は42ポイント高の3066ポイントだった。
直近の為替レートは、ドル円は109円30銭台で円安進行、 ユーロ円は123円20銭台で推移している。