予測通りとはいえ
昨日のNY市場は反落。
ダウは174ドル安の17541ドル、 ナスダックは72ポイント安の4848ポイント。
S&Pも24ポイント下げて2041で取引を終了した。
ECBが3月10日に行われた定例理事会の議事要旨を公開。
理事会メンバーの一部が、マイナス金利拡大による 銀行セクターへの悪影響を懸念していたことが判明したことで、 欧州市場のみならず米市場でも銀行株が売られ、世界経済の減速懸念が強まった。
また原油在庫の過剰感から米原油先物相場が3日ぶりに反落し、 エネルギー企業の経営悪化懸念などから 株式市場をリスクオフに傾かせたようだ。
上海市場は42ポイント安の3008ポイントだった。 直近の為替レートは、ドル円で108円10銭台 ユーロ円で123円の飛び台と大きく円高で推移している。
銀行株によって視界が開けた
昨日のNY市場は大幅上昇。
ダウは187ドル高の17908ドル、 ナスダックは75ポイント高の4947ポイント。
S&Pも20ポイント上げて2082で取引を終了した。
日欧株高の流れを引き継ぎ、買い優勢で開始され 3月の米小売売上高と卸売物価指数はいずれも前月比マイナスとなって 市場予想を下回ったが、市場の反応は限定的。
3月の中国輸出が9カ月ぶりにプラスに転じ、 同国の景気減速に対する警戒感が和らいだことなども プラス材料となって上げ幅を拡大した。
上海市場は42ポイント高の3066ポイントだった。
直近の為替レートは、ドル円は109円30銭台で円安進行、 ユーロ円は123円20銭台で推移している。